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統計

最近は統計の問題が取り出たされていますが、統計学はこれからの世の中においてとても重要な役割を果たすだろう分野の1つです。

そもそも統計とは「現象を数量で把握すること」です。

「5組は英語の学力が高いクラスです」では、話し手の主観が強い印象を受けますが、「5組は英語の平均点が学年平均よりも10点高いので、英語の学力が高いクラスです。」となると、どれくらい学力が高いのか聞き手に伝わりやすくなります。

 

しかし、ここで大切なことは私達1人1人が「統計リテラシー」をきちんと身に付けていなければ簡単にデータにだまされてしまう危険性があるということです。

もしかしたら、5組の平均点は7~8人程度の大変優秀な生徒によって平均点が吊り上げられているだけで、それ以外の生徒はほぼ学年平均程度かもしれません。

また、全国で考えれば5組の学力は平均を下回っているかもしれません。はたまた、クラスの人数を間違えて割り算をしてしまっているかもしれません。

データ・結論を鵜呑みにせず、一見、客観的に見えるデータが真実の姿を現しているかを見極める態度・能力が必要とされています。

 

また、正しい統計とは「結論ありきで、データの分析がされる」のではなく、「データの分析がされることによって結論が見えてくる」べきだと思います。

もし、私がもう一度大学に入学できるのであれば、迷わず「統計学」を専門に研究したいものです。

 

横浜市立大学のデータサイエンス学部は人気学部の1つです。

大学主催のエクステンション講座。土曜日の授業と重なってしまいますが、面白そうです。

 

www.yokohama-cu.ac.jp