「0」から「1」へ

伝えたいことを思いつくままに記します

入学式

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半分の3クラスという規模になりましたが、本日、高校入学式が行われました。

皆さんにようやくお会いできて、とても嬉しく思っております。

これからの高校3年間の学校生活を通じて、仲間との熱い友情を築き上げ、人としても大きくステップアップできること、願っております。

少しでも皆さんの力になれる様、私も頑張ります。


さて、来週から分散登校スタートです。

ペースを乱さないよう、気を付けましょう。


オンライン入試説明会

本来であれば、これからの時期は大学入試に向けての合同相談会や説明会、オープンキャンパスが開始するはずですが、今年はかなり難しい状況となっております。

そこでちらほら始まっているのがオンライン説明会です。大学側は情報を発信したい、学生側も情報がほしいのでこれから益々、広がっていく試みでしょう。

皆さんも是非、ご覧になって下さい。


https://univ-online.com/article/exam-column/11237/

キャリア教育

4年前に高2・高3の3の担任をした教え子から連絡がありました。
現在、大学3年生。今年からゼミに入っているそうですが、そのゼミでは高2・高3年生時の学校教育におけるキャリアデザイン科目の構築をしているそうです。

そこで、彼自身が高校生の時、学校でどのようなキャリア教育を受けていたのか振り返っているそうで、そこで私に連絡がきました。

文部科学省でのキャリア教育の定義は「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」としています。そもそもニートや非正規雇用の問題をスタートとしてキャリア教育の必要性が求められてきたと想像しますが、その後、働き方改革や価値観の多様化によって、定職に就くこと・1つの会社で定年まで働くことも当然ではなくなってきています。
キャリア教育の在り方自体も変わってきているのではないかと思いました。
彼はとても大切なことに向き合っているのだと思います。勉強になりました。

統計検定

大学では数学科に所属をしておりましたが、仲の良い学科の友人から連絡がきました。


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「統計なんだけどわかる?」とのことでした。

高校1年生の皆さんはすでに数学Iのデータの分析にて統計学の入り口みたいな事を学習済みですが、写真の内容、説明できますか?


実はきちんと説明できないといけない内容となります。センター試験でも何度か同じような標準化された値についての問題が出題されています。


しかし、彼は某大手製薬会社の営業をしておりますが、なんでまたこんな問題を解いているのかと言うとスキルアップのために統計検定を受けているそうです。

最近、生物統計学という生物学と統計学を掛け合わせた分野があることを知りましたが、データの分析をもって未来を予測し、動いていくということは現代社会の常識なりつつあるようです。



過年度生

3月まで担任をしていたクラスの生徒の今を考えることがあります。


各大学ではオンライン授業が始まっておりまして、様々な声が聞こえてきます。通学の時間がカットできることのメリットはとても大きい一方でオンとオフの切り替えが難しいようです。


そこで気になるのは大学入試に再チャレンジすると決めた子達の今です。

かねてより対面授業にこだわっていたS台予備校さんもつい最近、映像授業を始めようとした矢先の今回のコロナでした。タイミングが1年遅れていたらと考えるとゾッとします。

ちなみに、S台予備校さんは教育業界では有名なatama +というAIを駆使したシステムも同時にスタートさせています。


先の大学生のオンライン授業と同じくオンとオフの切り替え、モチベーションの維持が課題になるかと思いますが、折れずに頑張ってもらいたいです。


2020年度 大学入試結果

例年に比べて集計が遅れていましたが、大体揃いつつある2020年度の大学入試結果。


https://www.keinet.ne.jp/exam/past/result/private/index.html


およそ、人気学部・人気大学の傾向は2019年度とあまり変わらないようにみえますが、果たして2021年度はどうなるのでしょうか。


先日、バーチャルマーケットというイベントを知りました。これは自宅でVRをつけて仮想空間にある会場にいき、お買い物ができるイベントだそうです。実際に店員さんもスタンバイしており、接客も受けれるそうです。

出店していたお店も伊勢丹、WE GOなど有名企業もたくさんあり、購入できる物もPC、文具、衣類、グッズなど盛り沢山です。


今回で第4回のようですが、これまではあまり注目されていなかったこのようなイベントも今回はいくつかの大企業が興味を示し、様々なメディアで取り上げられています。


これは当然、外出自粛を受けて注目を浴びているわけですが、これからはどのような新しい価値観が生まれ、どのようなニーズがあるのか考えていく必要がありそうです。

そして、その新しい価値観とニーズは大学や学部の人気に影響していきます。

もちろん自分が将来、何に携わりたいのか。何になりたいのか。それが一番大切ですが。