問題集と参考書
実家で本を整理していたところ、受験生のときに使用してた参考書が出てきました。(本の状態の悪さが月日を感じさせます…笑)
当時の数学の勉強は問題集として数研出版の「クリアーⅠAⅡB」と「クリアーⅢC」をひたすら反復して演習していました。クリアーで満遍なく基礎学力が付いたと思います。
そして、参考書としてこのマセマ出版を使っていました。説明がとても丁寧なので、読み込むと授業を受けている感覚になれました。演習問題の問題のチョイスもとても秀逸で、解けなかった問題は写真のように付箋を貼って、何度も読み返し、演習をしました。
入試本番で試験会場についてから何をするかというと、一番使い込んだ問題集・参考書を読み返したりします。神楽坂にある大学を受験したときもこのマセマの本を読み返しましたが、まさに読み返したばかりのアステロイドの問題が本番でも出題され、その受験は成功しました。
使用する教材のチョイスは合否を左右します。きちんと吟味し、「自分の志望校に合格するにはこの教材だ!」と決めた本は中途半端にこなさないようにするのが受験の基本原則です。
加えて、上記の例のように数学・理科に関しては「問題集」と「参考書」の2つを併用して進めるのが効果的だと思います。是非。
ロボット薬局
1990年、JR東日本が全面的に自動改札の導入に踏み切ったことにより駅の改札は画期的な変化を遂げました。かつては現在の自動改札がある場所には人が入れる「箱」のようなスペースがあり、その中に駅員さんが入って券売機で購入した切符を乗客から受け取って瞬時に適正な料金の切符かを計算して通していました。後に導入されるICカード(PASMO)も相まって駅員さんの業務内容はかつてから画期的な変化を遂げています。
このロボット薬局もとても興味深い話です。
「薬剤師は患者に薬の注意点などを伝える「服薬指導」に集中でき、患者は薬局が無人となる時間外でも、処方された薬を受け取れる。」という一文に目が行きます。
先に上げた駅員さんも自動改札が導入されたことにより、今まで以上にホームでのお客さんの安全確認に専念できるようになりました。
このようにAIの発達によって「仕事」自体はなくならないにしても「業務」自体がなくなる例は今後、たくさん出てくるでしょう。(ただし、しばらくの間は。もう少し先の未来ではなくなる仕事もある…?)
こういった技術の導入はもう少し先の未来かと思っていましたが、技術進歩のスピードさえも2倍、3倍ではなく、2乗、3乗のスピードに進化している印象です。
シス単 ラストスパート
残すところあと2回です。高校3年生に上がるまでにひとまず英単語帳を1周暗記が目標でした。ファイトです。
30年で3倍
とても興味深いニュースでした。
鉄道運休や遅れが増加傾向でこの30年で3倍超だそうです。
特に最後に書かれている路線の相互乗り入れによって、遅延の波及がしやすくなっている事は納得です。千葉で起きた人身事故の影響が横浜に出るなんて事は15年前には頻繁にはなかったことでした。
便利さの代償とも言えるのでしょうか。ちなみに、入試本番の日に電車の遅延によって試験開始に間に合わない場合、学校HPで確認する・電話で確認するまたは、遅れてでも向かいましょう。もちろん大きな災害時は別ですが。
東京都市大学 都市生活学部
昨年、担任した卒業生が学校に会いに来てくれました。
彼は東京都市大学の都市生活学部の1年生です。文系からも理系からも受験できる学部ですが、「とにかく大学の勉強が楽しい」と目を輝かせていました。
元々、建築関係に進学希望でしたが、少し視野を広げて都市生活学部へ進学しました。
「都市に生活する人々がもっと楽しく、快適に、安心して活動できるように。そして、あなたの生きる都市がもっと美しく、元気であるように。魅力的な街や住まい、都市の文化、商品、サービスをデザイン(構想・企画)し、マネジメント(実現・運営)することのできる、企画・実行力のある人材を育成する、日本初の文系学部の誕生です。」
上記は学部のHPからの引用ですが、街のデザイン・マネジメントを様々な観点からアプローチすることになります。
建築学科とは違い、研究対象が広いこともあり、就職に関してはこれからどのようにしようか迷っているようでしたが、この一年があっという間だったと語ってくれました。
東京オリンピック招致の影響もあってか、様々な街で新たな都市開発が進んでいます。東京都市大学 都市生活学部は近年志願者が増え、人気の学部の1つとなっています。
興味のある人はHPからでも見てはいかがでしょうか。
LIMEX
スターバックスは私もよく利用しますが、昨年の夏ごろ、2020年までにプラスチック製の使い捨てストローの使用を世界中の店舗で全廃すると発表し、ニュースでも話題になりました。
これは、ウミガメ(絶滅危惧種)の鼻からプラスチック製ストローを取り除く動画が拡散されたことがきっかけとなり、ストロー問題への対応が幅広く支持されるようになったと言われています。
皆さんは「マイクロプラスティック」を知っていますか?これは直径5㎜以下のプラスティックのことで、このまま世界的に海の汚染が続くとマイクロプラスティックを食べた魚を私たちが食べることになる恐れがあるそうです。(むしろすでに食べている…!?)
そこで、今注目されているのが石灰石を主原料に作成される「LIMEX(ライメックス)」と呼ばれる素材です。この素材を用いて、紙やプラスティックの代替品がすでに実用化されているそうです。(吉野家ですでに導入されているそうで、ずいぶん身近に感じます)飲料を飲む際にストローが必須な人もいるので、これは大注目です。
現在、約40%使用されている石油由来の樹脂を、植物由来の生分解樹脂に置き換える新素材も開発中だそうで、身の回りの素材が大きく変わろうとしています。
これらの素材研究ができる学科は化学科・応用化学科です。(教員室で隣の席に座っている理科のW先生に聞いてみたら楽しそうに色々と語ってくれました笑)こんなことを研究テーマに大学で学ぶのもいいかもしれません。
東京都市大学
東京都市大学(旧武蔵工業大学)は理系の学部が充実しており、大学の雰囲気も明るいため、志望する生徒が例年多い学校です。
その東京都市大学の受験サイトの様子です。サイトの真ん中あたりにある入試カレンダー、とても見やすく整理がされています。
手続きに関してはいかに国公立大学の受験者を意識しているかが見て取れます。
また、サイトの下のほうには別会場受験の一覧が記載されています。かつては遠方の大学は宿泊も視野に入れて受験スケジュールを組んでいましたが、最近はとても便利になっています。これは地方の受験生にとってのメリットでしょうか。
一年後、これらの大学入試サイトはブックマークに入れておくことになるでしょう。今のうちから見ておくといいですね。