「0」から「1」へ

伝えたいことを思いつくままに記します

数学ⅠA

いよいよ共通テストが来週末と迫っておりますが、受験生の皆さんは最後の総仕上げに奮闘しているところかと思います。
そこで、過去三年間の数学ⅠAと数学ⅡBの各分野出題テーマをおさらいしておきたいと思います。

【数学ⅠA】
[1]数と式
・式の計算(3年連続登場)
・論理(3年連続登場)
必要十分条件(3年連続登場)
[2]2次関数
・最大値、最小値(2018年、2019年登場)
2次方程式、不等式(3年連続登場)
[3]図形と計量
・正弦定理と余弦定理(3年連続登場)
[4]データの分析
・四分位数と箱ひげ図(3年連続登場)
・データの相関(3年連続登場)
[場合の数と確率]
・確率とその基本性質(3年連続登場)
・条件付き確率(3年連続登場)
[整数の性質]
不定方程式(2018年、2020年登場)
・記数法(2019年、2020年登場)
[図形の性質]
・三角形の性質(3年連続登場)
・円の性質(3年連続登場)
・多面体(2019年登場)

これらのテーマの中で3年連続で登場しているものは解法の手順を確認しておきましょう。
特にセンター試験から共通テストに変わり、定理の証明がどこかで出題される可能性があります。(数学ⅡBでの出題の可能性もあります)
そうなると、正弦定理や余弦定理の公式導出や、標準偏差や共分散の0からの導出過程は押さえておきたいところです。

また、読めないのが、[整数の性質]と[図形の性質]の出題テーマです。選択式のため、どちらかの問題を選択して解くことになりますが、多くの受験生は解く前から選択する分野を決めて試験に臨んでいるでしょう。
ゆえに選択すると決めている分野には苦手のテーマを残しておきたくないところ。そうなると、記数法(n進法)や多面体(オイラーの多面体定理)などは十分に問題演習しておきましょう。

試験直前に見直しておいたところが出題されるなんてことはよくあることです。細かく見ておきましょう。