学年主任
学年主任の先生と5組の名列を見ながらふと雑談をしました。
「この子は中学の入学式のときにこんなことがあった」
「この子は今は背が高くなったけど昔は先生より小さくて幼かった」
「この子は昔は落ち着きがなかったけど本当に勉強するようになった」
「この子は社会に出てちゃんとやっていけるか心配だわ」…
次から次へと1人1人のエピソードが出てくること。それもそのはず。私は高2、高3の2年間の関わりでしたが、学年主任の先生は中学校1年生からずっと持ち上がってきましたから。しかも6年間学年主任をされています。
皆さんの卒業を前にして、これまでの事を懐かしみながらも嬉しそうに語って下さいました。でも、その表情の奥には心なしか寂しさも感じ取られました。
担当教科は国語ですから、理系の皆さんは昔ほど関わりが少なくなってしまったのかもしれません。
しかし、皆さん全員の進路を気にされており、最後は笑顔で卒業を迎えられることを願っているようです。一般入試前のこの時期はふと孤独や寂しさを感じることがありますが、皆さんにはたくさんの応援して下さる人がいます。だから、キツくても、折れそうになっても前を向いてほしいです。
そんなことを改めて感じ取りました。