「0」から「1」へ

伝えたいことを思いつくままに記します

修養会

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週は月曜日から水曜日まで高校生活最後の宿泊行事、修養会でした。今は帰りのバスの中です。


今回は何人かの同級生が皆さんの前で自身の6年間を振り返って話をしてくれました。

さらに社会のK先生、体育のY先生、音楽のS先生、学年主任のY先生も皆さんにメッセージを送る場面を設けることができました。

この4人の先生方は6年間持ち上がった方々です。この「6年間の持ち上がり」は正直なところ羨ましく思ってしまう話です。

私はこの学年は高校2年生からの2年間の関わりです。今までは最長でも、ある学年で5年間の持ち上がりでした。

4人の先生方から発せられるメッセージには中1のときは幼かったとか、合唱コンクールは感動したとか、文化祭で仲間割れしたとか、高校生になってみんなは大人っぽくなったとか。言葉に表現すれば、すぐにあの時にタイムスリップできるわけです。


そんな意味では寂しさのような感情がありつつも、ゼロベースで私と皆さんで人間関係を築いてこれた2年間だったとも言えるのかもしれません。


社会のK先生が皆さんが中学校2年生の時の担任をした際に、学級経営がうまくいかず辛かったという話をしてくれました。

私も20代の頃の担任の際に学級経営がうまくいかず、悩んだ時がありました。

そんな時にある保護者の方からこんな事を言われました。

「先生、頑張るときは同時に楽しまなきゃだめだよ!」と。

きっといつも暗い表情をしていたのかもしれません。当時の私には「仕事を楽しむ」という概念はなく、革新的な一言でした。

この言葉はいち社会人としてとてもとても大切にしている言葉の1つです。

今の私がこなせている仕事の量と質が十分か不十分かはわかりませんが、仕事に対する「辛さ」という感情はなくなりました。

それは好きなこと、興味のあることを中心に仕事をするようになったからです。(もちろん、嫌い・興味がないからといって拒否できない仕事だってある。そこは自分自身の成長の場と考える)


皆さんのこれからの学びも同じなのかもしれないです。

自分の好きな事、興味のある事。

その「ホットスポット」を見つけることができたら、ひたすらそこに力を集中させるべきです。それはできれば、若い時の方がいいと思います。


他にも色んな事を考えたのにも関わらず、いつもこんな話になってしまうのは、申し訳ない。


残りの高校生活もあと9ヶ月。仲間と過ごす有意義な時間は有限。

この青春の日々をしっかりと噛み締めながら、過ごして下さいね。