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高3生による受験体験記

本日、答案返却と共に、高校3年生による一般受験の受験体験記を聞く会が行われました。大学受験を終えたばかりの先輩方(とてもホットな状態)の話を聞く機会は皆さんにとって有意義なものだったと思います。

私もいくつかの教室を回りましたが、印象に残った言葉を書き出しておきたいと思います。

 

「英語を軽視したことによって上位大学(GMARCH以上)から合格をもらえなかった」

「物理は定理・公式の証明がとても大切。応用問題を解く際に証明内の式変形や考え方が役に立つ」

「化学はセミナーを反復して完成させた」

「化学の問題を解く際にその単語を『知らない』という状態が最大のピンチ」

「数学Ⅲは学校で教科書を終えるのが、10月頃とどうしても遅くなる(現役生の弱み)。逆に10月頃からは数学Ⅲの演習に追われることになり、ⅠⅡABの演習に手が回らなくなる。なので、今のうちにⅠⅡABの十分な基礎固めをしておいたほうがいい」

「数学はだいたい青チャートかFOCUS GOLDだと思います。自分はFOCUS GOLDを3周しました。これで数学はだいたい完成すると思います。」

「赤本の演習は自分は11月頃から始めた。始める時期は人それぞれで時期に正解はないです。」

「入試は想定外のことがたくさんおきます。そして、たくさん不合格をいただきました。メンタルやられますよ。」

センター試験、80%必要だったのに、72%と失敗した。落ち込みました。それでも、切り替えて受験校を下げ、国公立を受験ました。」

他にもたくさんありましたね。

 

中には第一志望に進学できない先輩もいました。ほとんど面識のない皆さんを前に自らの経験を赤裸々に語る先輩達はどのような想いで語ってくれたのでしょうか?

恐らく自らの失敗と成功の経験を伝えることで、勝負の一年となる皆さんにエールを送りたかったのでしょう。そんな彼らも今から1年前にさらに1つ上の先輩からのエールを受け取り、受験を乗り切ったわけですから。

先輩から後輩へ。毎年のように見ているこの光景。いつ見ても、自らの力で受験を乗り越えた彼ら彼女らの表情は輝いています。