キャッシュレス決済
PayPayの100円億円キャンペーンの第2弾が発表されましたね。
話題になっています。
いわゆるキャッシュレス決済の話です。キャッシュレス決済とはクレジットカードや電子マネー、口座振替を利用して、紙幣・硬貨といった現金を使わずに支払い・受け取りを行う決済方法のことです。
「2025年までにキャッシュレス決済率を40%までに高める」
これは以前、経済産業省が発表した「キャッシュレス・ビジョン」です。
もともとは、「未来投資戦略2017」において2027年までに目指すとされていましたが、大阪・関西万博に向けて2年前倒しとなりました。2025年近辺では国際的なイベントが日本で数多く開催されるため、このような動きとなっています。
消費増税時にキャッシュレス決済に限り、ポイント還元策を検討するなど、「脱現金化」に向けて日本のお財布事情は大きく動き始めています。もはやこの流れは止まりません。
キャッシュレス決済は大きく3つに分けられると言われています。
①カード決済
これはすでに普及済みのクレジットカードのことです。皆さんにはまだ馴染みのないものでしょう。ですが、数年後には持つことになるでしょう。「ハイセキュリティカード」と言われるパスコードを入力しないとカード番号が表示されない、盗難対策にも安心なカードが登場しています。
②非接触型決済
代表的なものはSuica(スイカ)ですね。私も残金が1000円を切ると自動的に入金されるものを利用しています。便利です。ただ、スイカは導入するためには専用の読み取りリーダーが必要なため、普及にはコストがかかるといわれています。
これが今、注目されているタイプです。ざっくり説明すると商品購入時にお店で提示されたQRコードをスマホで読み取ると決済できるものです。②の非接触型決済とは異なり、導入時に費用(専用のバーコードリーダー)がかからないのが特徴です。ただし、購入側がスマホを起動し、アプリを開く手間が生じます。
その他にもメルカリが売り上げ金を実店舗でも使えるように模索しているという話も聞きました。つまり、メルカリで得た売り上げ金で、ルミネでお買い物ができるようになったりします。
海外に目を向けると中国はQRコード決済が進んでいます。街中の屋台でもQRコード決済ができるそうです。
キャッシュレス決済によって様々なことが変わっていくと予想されます。
例えば、データ分析です。購入履歴のデータを蓄積できるので、20代後半の女性が3月に横浜駅のデパ地下で購入するスイーツの傾向・共通点を分析することもできるわけです。これまでよりもさらに正確に。(今、話題の統計学が重要な役割を果たしていきますね)